[授業紹介] Strategic Management and Business Planning~MBAプログラムで学ぶ

チームでCapsimという経営シミュレーションゲームを通して学ぶコースになります。
ゲームとはいえ非常によくできており、商品企画、生産管理などをうまく企画・運用できないと赤字になり立ちいかなくなります。(そしてその結果がそのまま本コースの成績に影響しますので気を抜けません)
基本的にはこの1年で学んできた数値分析、マーケティング、オペレーションといった各分野の知識やフレームワーク等を駆使して最適な商品、生産計画を立てる必要があるため、1年の総まとめ的な位置づけになっています。

MS Global Supply Chain~MBAプログラム

KelleyのOnline MBAの場合、Dual Degreeという仕組みがあり、
MBAの単位+12単位(約4コマ分)で各専門分野のMaster DegreeをMBAとは別に取れるようになっています。Finance、Marketing、Strategic Managementなどが選択でき、専攻としてまた幅を広げるために取る同級生も多いです。

私もGlobal Supply Chain ManagementとBusiness Analyticsで迷いましたが、
現在の自社でのプロジェクトとの相乗効果を考え、Global Supply Chain Managementを取ることにしてみました。サプライチェーンの設計、コントロールからプロジェクトマネジメントまでを扱う専攻になります。

[授業紹介]Strategic Marketing Management~MBAプログラム入学後

マーケティングの基本である市場分析、セグメンテーション、ポジショニングからブランド価値創造、LifetimeValueなど非常に広い範囲でマーケティングを学ぶコースとなっています。チームプロジェクトをあって、非常にモチベーションが上がるはずなのですが、並行で受講しているFinancial Managementの対応で自身もチームメイトに手一杯なってしまうため、少し後回しになっている状況です。
ケーススタディによるディスカッションに加え、最終的には授業で習ったことを駆使してチームによるマーケティングプランを提出レポートとしてチームでまとめます。チームプロジェクトのテーマはチームで自由に決められますが、私のチームは米国車の中国市場への販売計画について取り組みました。

 

[授業紹介]Financial Management~MBAプログラム入学後

進度が早いこととテストの難度から秋学期はこの授業に苦しめられています。
他の学生とペアチームを組みレポートを出すことができるので、いずれかがFinance関係者だとそれほど難はないかもしれませんが、今回は私もパートナーも畑違いということで相当厳しい3か月となっています。

分厚い英語テキストに初めて聞く専門用語の数々、さらに1週間で2チャプター(テキストで言うと約50~100ページ分)進む授業と、休んでいる暇がないのが辛い・・・。
内容はというとキャッシュフロー、Discount、社債・株価・企業価値の計算 などを学びます。

Kelley入学半年~MBAプログラムで学ぶ

3月にインディアナ大学のOnlineMBAコースへ入学し半年が経ちました。
この間、2週間の渡米や現地授業での強烈な体験、また9月には早くも転職のご縁もあり2014年は一生の中でも忘れられない1年になりそうだなぁと感じています。

インディアナ大学のOnline MBAプログラム(Kelley Direct)についてはまだ半年ではありますが、周りからも度々聞かれることがあるので、一度感覚を整理しておこうと思います。

学習時間:1日の勉強量は総じて多い・・・が
2年での修了を目指すと平日も1日2~3時間の学習が必要です。特に英語ネイティブでない分、洋書テキストや各ケースの読みが遅くなり、他の同級生に比べて+αで時間が掛かる面もあります。ただ、授業の進行は非常に柔軟なので平日にできなかった場合も休日にまとめて行うことができます。科目に依りますが、テスト前の土日は勉強漬けになります。チームでSkype会議を行うことも週1回程度ありますが、多くの場合こちらの時差を考慮して時間を調整していただけるのが有難いです。

Online MBAであるが思っていた以上に教授-学生、学生-学生間インタラクションは大きい
ディスカッションフォーラムによる議論には大分と慣れました。以前も書きましたが、フォーラムでは電子掲示板のような形式でスレッドができ、学生がテーマについて意見を書き連ねるスタイルのため、時間を問わずに発言でき、また過去のクラスメイトの発言や経緯を確認することが可能です。その分、自身の発言時は過去のクラスメイトの発言を見て行う必要があり、1日に何本も論文並みに長文のチームメイトの意見を読み込まされます。(英語力がないと結構大変で夜から朝まで掛かることもあります)。
また、Skypeなど電子会議技術の発達もあり、互いに遠隔であってもチーム活動は円滑に進めることができます。

[授業紹介]Financial Management①~MBAプログラム入学後

転職・転居と8月末から忙しい日々が続きますが、Kelleyでは秋学期の授業も始まりました。秋はMarketingとFinanceの2科目となりますが、いずれも理系畑のバックグラウンドからすると新たに学ぶことが多い科目になります。

また落ち着いたら授業紹介したいと思います。

[授業紹介] Quantitative Analysis 2~MBAプログラムで学ぶ

アメリカにお盆休みはないため、8月中盤も休まず授業は進んでいます。
昨日紹介したQuantitative Analysisも後半が終わり現在最終レポートを準備しています。

後半ではExcelアドインを用いたシミュレーション、また単回帰、重回帰分析を習得します。
レポート課題も実ケースを元にした分析問題となるため難しくなりますが、チームで何とか仕上げることができました。

転職が決まる~MBAプログラムで学ぶ

突然ですが9月1日での転職が決まりました。
元々MBAを取得してから挑みたいと考えていた某Global企業で9月からプロジェクトマネジメントを担うことになります。3月に現地で受けたKelleyでのキャリアセミナーを元に、Linkedinや転職サイト等へは登録していたのですが、5月に偶然この企業からお誘いの連絡があり、6月に面接を受けたところ通過してしまいました。

MBA後の目標の一つに考えていた企業なので、ご縁があったことは跳び上がるほど嬉しいのですが、MBAプログラムにまだ入学し4か月しか終わっていないのでちょっと拍子抜けです。ただ、米国企業のため4回の面接でも米国の大学で学んでいることにかなり関心を示して頂き、MBAでの学習に突っ込んだ質問も頂いたため採用決定に大きく寄与したとは思っています。(年収も現在の約1.5倍でオファーいただけたのはMBAが無ければ厳しいとは思っています)

ただ、いざ転職を考えると現在の企業で進行中のプロジェクトやチームメイトとの関係、また日系企業での安定など失うものも多いため数日悩みました。しかし、MBA受験時に行った自己分析結果を見直しながら、やはり自身の成長のため飛び出してみようという決断に至りました。
もちろんMBAコースはペースを緩めず継続しますので、2014年後半はさらに忙しくなりそうです。

[授業紹介] Quantitative Analysis~MBAプログラム入学後

夏学期のもう一つの履修科目が、Quantitative Analysisです。
Full-time MBA含めて受験時に多くのビジネススクールを調査しましたが、近年のビッグデータのビジネスへの活用場面が増える中、21世紀に入って多くのビジネススクールが数値解析手法や解析ソフトウェアの使い方を1年次の必須科目としています。

前半は理系バックグラウンドの人間にとって比較的楽な期間が続きます。平均、分散、標準偏差、相関をはじめ、ヒストグラムやSolverの使い方を扱います。特にメーカーで経験を積んでいる学生からすると比較的簡単な部類になりますが、文系畑の学生は苦労するというのが恒例のようです。開始前の学生間の知識差が最も大きい授業の一つと認識されているようで、チーム内で教え合いながら学ぶ、というスタンスになっています。講義後はチームでの課題提出が評価の対象となりますが、文系理系混成チーム内で互いに教え合いながら全員が最低限の分析スキルを身に付けるというのが狙いかと思います。
来週からの後半は実際にシミュレーションや推定、重回帰分析を扱うようです。また、より専門的な解析については2年次以降に選択可能になっています。