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英語学習を振り返って・・・~TOEIC、TOEFL、GMAT

ようやくMBA受験という大きなチャレンジを終えよう(本当に大変なのはこれからですけど)としていますが、思えば2008年に新社会人としてTOEIC560という状況からコツコツと英語学習を始めて5年が経とうとしています。2010~11前半は中断したため実質3年ほどで、常に順調に学習が進んだという訳ではありませんでしたが、少し振り返ってみようと思います。

これまで海外留学経験等無く、社会人という立場上1日1~2時間の勉強時間確保とそれなりに制約がある中で、それなりに成果を出すことができたと考えていますので、もしこれから会社の業務のためにやビジネススクールなどの留学を目指そうという方への参考になればと思います。

これまでの英語学習成果
・TOEIC 560(2008)→825(2009受験時点) 受験回数4回
・TOEFL  61(2011)100(2012) 受験回数11回
・GMAT 640(2012)710(2013) 受験回数5回

費用
・TOEIC 2万円(受受験料社内験のためなく、書籍代2万円程度で)
・TOEFL 40万円(11回の受験料約 20万円が痛い・・・)
・GMAT 34万円(こちらも一回当たり2万円以上する受験料と予備校使用のため)

反省とポイント
・費用面はMBA受験に必要とはいえ、約1年で11回受験したTOEFLコストがやはり大きかった。特にGMATを含めて最後の方は目標スコアを取るのに必死で、金銭感覚が麻痺していたなと反省しています。結果論ですが、80を超えた段階で焦らず一呼吸して準備をしてから臨めばより少ない回数でクリアできたかなと思います。
・私のような非ネイティブで100を目指す場合の理想としては、以下のような感じかと思います。
・1回目 雰囲気に慣れるため一度受験してみる
その後、スコアが95周辺になるまではむやみに受験せず勉強や問題集で対策
受験は2か月に1回などにしておく(貴重な土日や受験料を無駄にしない)
・95周辺や95以上になった辺りで集中的に受験する(試験のバラつきもあるため、受験回によってはスコア100に達する)

・モチベーションを保つためにはやはり目標と明確な数字が必要だと思います。
私の場合、TOEFLは入社一年目でGlobalに活躍したいと考え、TOEIC800を目標に学習し始めたことがきっかけですし、TOEFL、GMATはMBA取得という大きな目標に対して目標スコアがありました。

・一から英語を学ぶ場合の大きな流れとしては、
①語彙力がないとまず始まらないため、リスニングと合わせまずは英単語を覚えるというのはやはり基本になります
・TOEICで3000語、TOEFLやGMATを受けるなら5000語~8000語レベル必要
・自前の単語帳などを作り、効率的にレビューすることが理想です

②リスニング力は急に上がらないため、長期的な努力が必要
TOEIC、TOEFLの学習を通じて最も苦労したのはListeningでした。TOEIC、TOEFLいずれもReadingは単語さえ覚えれば比較的短期間でスコアアップしましたが、TOEFLはじわじわ上がるという実感でした。方針としては
・まずは、TOEFLのリスニングを安定させる
・また、学習時は机に向かっているときも通勤時もとにかく集中して聞く、聞き流さないほうがいいと思います。分からない部分は切り取って何度も聞くなどディクテーションやシャドーイングが有効です。
③スピーキング・ライティングは①②が身についてから
・スピーキング、ライティングはReading Listeningが土台となるため、まずはその2つに注力した後、取りかかる方が効率がいいと思いました。

再び英語学習~MBA取得を目指す

MBA受験に向け、2009年秋のTOEIC以来1年ほど休んでいた英語学習を再び始めていこうと思います。
MBA受験の場合、TOEICと異なりTOEFL(ibt)のスコアが必要となります。
予備校の無料カウンセルでは、最低スコア100(120点満点)が必要と言われていたため、
当面はこのスコア100を目指して英語学習を始めることにします。*その後は、GMATというさらなる難関もあるのですがまずはTOEFLを受けるよう薦められました。

TOEICとTOEFLとの違いは、TOEICがビジネス英語の運用力を主に見ていることに対し、TOEFLは英語圏への留学するための総合的な英語力?を試されるとのこと。確かに、TOEFLの方がスピーキングやライティングパートもあるため難易度が高そうだと感じます。そして何より受験料も約2万円と高い(泣)。

TOEICとTOEFLの点数換算ができるWebsiteがありますが、TOEFL100はTOEICでの890以上レベルに該当するようです。現在のTOEICスコア(825)から見てもより高いレベルが求められるようです。

TOEFL英単語5000を購入し、久しぶりにオンライン単語帳を起動。
まずは1カ月で英単語5000をマスターしようと思います。5000単語といってもこれまでのTOEIC学習などと重複する単語もあるため、実質は1000~2000程度を覚える感じかと思います。英単語も文学、芸術、地学などTOEICには無かった多彩な専門分野の単語も多いため、TOEFLの難易度の高さを実感します。

 

英語学習方法 社内インタビューを受けました

昨年成果の出たTOEICですが、1年間でのスコア上昇率が全社員の中でも飛びぬけていたらしく(2008年秋 590→2009年秋 825)、会社の人材開発部門から勉強方法についてインタビューを受けました。今後の若手育成の資料にしたいとのことです(今春に入社してくる後輩へ、写真付で紹介されるらしい)。前回のポストのような内容をそのまま答えましたが、それ以外特に特別なことはしてないので、期待外れだったかもしれません(笑)。自作のオンライン単語帳は結構興味を持っていただき、提供を依頼されましたが自作でサポートしていける自信もないため、社内開発された方がいいかとお伝えしました。

ただ、どれだけ英語の重要さや学習方法を研修で述べても、実際は1日2時間こつこつと続ける努力とモチベーションが一番大事だなと感じます。私の場合、海外プロジェクトに関わりたいという希望があったことや、仕事でも日々使う必要があったことがモチベーションに大きく寄与したと考えていますが、人事部門や国内内作部門へ配属されていたら、同じような学習を続けていられたかは疑問です。自分ではコントロールしにくいですが、英語を学ばなければならない環境を整えるというのも重要だと思います。
そして、英語力が向上したことで会議やメールでの海外部門とのやりとりも非常にスムーズになり、海外新商品開発プロジェクトも任せてもらえるようになるなど、成果が確認できる、というのも自身のモチベーション維持に大切だなと感じています。

英語学習振り返り~TOEIC800達成まで

昨年4月から受験したTOEFLですが、先日報告した通り、
1年半の計4回受験で無事560→590→755→825までスコアをUPすることが出来ました。
上司や先輩社員からも驚かれると同時に、英語での電話会議をはじめとした海外関連業務も
昨年入社時に比べるとかなりスムーズに進むようになり(これは単に仕事を覚えた、という面も大きいですが・・・)、大きな効果を実感しています。

今後は、現在のプロジェクトでの仕事が忙しくなっていることもあり英語学習はしばらく英語力を現状維持する程度に留めようと思いますが、ここまでの学習を簡単に振り返っておこうと思います。後輩やこれから学ぼうという方の参考になると嬉しいです。

リスニング:最初は苦手でしたが、ひたすら聞くことが重要だと思います。通勤時間はふと聞き流しになることもありますが、聞き流しせず意識を向けて聞くことが重要かなと思います。忙しい社会人の場合、どうしても学習時間の確保が難しくなるため例えば、
①朝起床後 新しいスクリプトを聞く (3回聴いて、スクリプトで答え合わせ、1回音読)
②通勤時間 ①で聴いたスクリプトと2日前までにやったものを含めて集中して聴く
③昼休みなど ②で聴いたが再度分からなかった箇所をテキストを見ながら再度聞いて確認
④帰宅通勤時間 朝と同様に完璧に聞けるまで集中して聴く
⑤帰宅後 ④まででどうしても聞き取りが難しい、翌日以降も聞きたい場所があればMP3 Direct Cutで切り取って後日聴けるよう別フォルダへ保管しておく (疲れている場合は土日でいい)

というサイクルで英語教材などから1日最低1スクリプトは聴くようにします。これを習慣化して1~2か月続けるだけでも効果は大きいと感じました。教材は以下で説明する「英語リスニングのお医者さん」や「速読速聴・英単語」シリーズなどがお奨めです。
また、以前説明した、MP3 Direct Cutでの切り取りも効果を上げるうえで非常に良かったです。社会人の場合どうしても限られた時間の中で学習を続ける必要があるため、効率を上げるためには無駄な時間を省くという工夫が必要と感じます。

リーディング:なんといってもまずは語彙彙力の強化が重要と感じました。テキストもですが英文雑誌などを購入し、時間がある際には読んでみるといいと思います。また、独自に単語帳を作って覚えましょう。私の場合は、自作のオンライン単語帳を開発したことで効果が大きく上がりました。現在5800単語が単語帳に収録されており、覚えていない単語や忘れそうな単語を毎日100程度自動ピックアップし出題するようにしているため、1日30分程度で効率よく単語の習得ができます。

お奨め書籍
「英語リスニングのお医者さん」:とにかくこの本が無ければリスニングの上昇はなかったかもしれません。英文の難易度自体が非常に高いため、最初はひたすら高難度の英文を聞く形となりストレスでしたが、いつの間にか、それ以外の教材の英語が簡単に聞こえてきます。同僚や後輩にもおすすめしていますが1~2か月ほどひたすら通勤時間に聞く、そして聞き取れなくてもめげずに聞こうとする、という姿勢で進めることが重要だと思います。
「速読速聴・英単語 Core1900」:「英語リスニングのお医者さん」で発音に慣れた後、多帳学習に使用すると非常に効率がいいです。分野の幅が広いことや、カバーの謳い文句にもある通り必要な表現が効率よく埋め込まれているため無駄なく学習することができました。
「English Grammar in Use」:文法についてはこれ一冊で問題ありませんでした。現に私はTOEIC500台でしたが、英語力が一定程度(TOEIC400~600程度)あり、文法を広く、そして一定の深さで習得したいという学習者には非の打ちどころのない教材だと思います。より深く習得したい場合はAdvanced Grammar In Useという上位の書籍もありますが、TOEICやビジネス上で必要となる英語力という面からはEnglish Grammar~の方で十分な気がします。
「Duo3.0」:英単語学習にもはや定番ですが、学習の序盤で語彙力を高めるために効率が高い本です。配属後の通勤時間でひたすら聴いていたのが懐かしいですが、560本の英文を聴いて理解でき、音読できるようにしておくとその後の学習の土台になります。TOEIC800やビジネスの現場で使おうとすると、単語自体はこの1冊ではやや足らないので、この1冊を早々に終わらせて難度の高い3000語レベルの単語帳をもう1冊買うといいかもしれません。また、この本には別売で復習版があり、スクリプトのみ一気に聴くことができます。こちらも効率を上げるためには非常に有用だと思います。

英語ライティングルールブック~TOEIC800を目指す

自社でのプロジェクトを含め、海外とのメールや企画書などのコミュニケーションが増えてきました。一方、TOEIC対策でリーディングとリスニングには注力してきましたが、ライティングへの学習がほとんどできていない状況でしたので、TOEICの合間を活かしてライティングの学習も始めました。
やはりAmazonレビューで良い本を探していましたが、英語ライティングルールブックという本を購入してみました。
非ネイティブのかゆいところに手が届く本になっており非常に勉強になります。例えば「~した方がいい」といいたいときに私もよくshouldを使って「we should~」としていましたが、微妙なニュアンスの問題からneed to を使った方が良い、などネイティブでこそ分かるような知識が豊富に載っています。他にはaid, help, assist, supportの違いなど明日からすぐに使えるものが多いのもいいですね。

Advanced Grammar in Use~TOEIC800を目指す

10月のTOEIC受験に向け文法強化のためAdvanced Grammar in Useを購入。
以前購入したEnglish Grammar in Use(青い本)が非常に良かったのでその上位版であるAdvancedを購入しました。
ただ、難易度が一気に上がっており、文字も多くて難解な文法をカバーしています。
青い本は、1日1時間あれば2 Section分は進められましたが、こちらは1時間1ページがやっとです。