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修了に向けたプロジェクト~MBAプログラムで学ぶ

2014年春に入学したインディアナ大学のOnline MBAプログラムもいよいよ12月の修了へ向けて大詰めです。
最後の「Integrative Capstone Course」では、一学期間同級生とチームを組み実際に起業計画の立案を行います。特に講義などはなく、教授との定期的なUpdate会議と最終プレゼンによって評価されるため、チームミーティングを持ちながら、これまで学んだ知識をフル動員し、市場調査とターゲティング、ファイナンス、コスト、調達計画など広域な側面から企画し、事業を軌道に乗せ拡大させるプランを作り込んでいきます。少しでもプランに弱い点があると、教授も容赦のないコメントを浴びせてきます。(実際に私の最初の提案はバッサリと切られました・・・)。

私のチームのプロジェクトは、実際に同級生が進めている起業について計画を立案することになりました。実際にNDAを締結しての本格的な起業支援となったことでチーム会議でも熱が入ります。11月末には最終発表を行う必要があるため、あと1カ月間は忙しい日々が続きそうですが総決算として悔いの無いよう終えたいですね。

初の米国工場見学~MBAプログラムで学ぶ

サプライチェーンマネジメントコースの一環として、
インディアナ国際空港近くにある物流倉庫設備の見学に行きました。
州内とはいえブルーミントンからは片道1時間以上あるため、社会見学のような感じで大学が用意した貸切バスで向かいます。

インディアナポリス国際空港近く

インディアナポリス国際空港近くには倉庫や工場が立ち並びます。日本に比べて倉庫間の間隔にゆとりがあります。

インディアナポリス国際空港近く2

見学はヘルメットを着け、工場ディレクター案内の元、各工程エリアを回りました。倉庫として非常に大きな施設ではありましたが、中身のフォークリフトやコンベアが動く光景は日本の工場や倉庫で見慣れている光景と大きな違いはなかった印象です。前半は工場現場を視察し、物の流れを上流から下流まで見学し、その後は会議室で工場のディレクターとオペレーションに関する議論を行いました。

アムトラックでの移動~MBAプログラムで学ぶ

先日の投稿でも紹介した通り2回目の現地講義のため再びインディアナへ向かっています。今回は時差ボケ対策もあり早めにシカゴから米国入国し
シカゴ→(アムトラックで移動)→ラファイエット→(バスで移動)→インディアナポリス
と小旅行でのんびり移動していこうと思います。飛行機だと1時間で着いてしまうシカゴとインディアナポリス間の移動も陸路だとアムトラックやバスで4~5時間程度掛かり色々と楽しめます。

駅内のアムトラック路線図

成田からシカゴへ到着後シカゴ市内で一泊、その後アムトラックへ乗るべくシカゴユニオン駅へ徒歩で移動します。シカゴ駅構内は映画撮影にも使われるほどですが非常に壮観な建物となっています。

個室を予約してあるため専用ラウンジが使用できます。お菓子や飲み物が自由に取れます。
・そして出発前の17時、呼び出しがありいよいよ電車へ
(ガソリン臭の漂うほこりっぽい通路を通り列車へ向かいます)

・個室は椅子の下がトイレになっていたりとラファイエットまでわずか3時間ですが
広がるとうもろこし畑の上に月と幻想的な光景が広がります。

電車で長旅と行きたいのですが、出発してすぐに今夜の宿泊地であるラファイエットへ着きます。明日は一日こちらへ滞在しインディアナ大学のライバル校でもあるパデュー大学を巡る予定です。Full-time MBAを目指していた際に合格を頂き入学寸前まで進めていた大学でもあり、大学に空港を持ちつつ緑に包まれた広々とした環境が素晴らしいため一度訪れてみたかったので楽しみです。

[授業紹介] Developing Strategic Capabilities~MBAプログラムで学ぶ

昨年3月に入学したMBAコースも後半へ入り、ここまで修了単位数51に対してここまで31.5と順調に来ています。ただ、今春から少し仕事が多忙になったため、この夏学期はこの1科目のみ履修申請としています。

コースタイトルが示す通り経営戦略に重点を置き、ケーススタディとディスカッションを通して学ぶコースになっています。基本的には有名なJim Collinsの”Good to Great”をテキストとして企業の経営戦略の方向、また様々な状況下で取るべき道筋について議論します。

現地授業2回目~MBAプログラムで学ぶ

昨年3月の入学式と初回授業から1年が経ち、
月末の7月28日から2回目の現地授業(Connect week)のため2週間ほど渡米して来ます。

厳密には今回はDual degreeとして選択したMaster of Global Supply Chain Managementの方のConnect weekなので、MBAプログラムとしては来年もう一度行く必要があります。そのため、今回のテーマはサプライチェーンマネジメントやオペレーションに特化しており、一週間を通して数値分析やインディアナ現地の工場視察なども予定されていて盛り沢山です。

現地講義も2回目ということもあり、ビザ取得、時差対策などは比較的スムーズに進んでいます。
学生ビザについては、前回渡米から1年以上経過しているため再発行という流れになります。申請費用や書類、写真は前回とは別に必要ですが、郵送で申請できるため大使館へ行く必要はないようです。
前回入学式当日に苦しんだのが時差でした。過去のポストでも書いた通り、入学式直後のWelcome dinnerでの爆睡やその後の授業でも時差ボケに苦しみました。
そのため、今回は開始4日前に入国し時差になれるため、シカゴ→インディアナポリス、ブルーミントンをアムトラック(米国全体で運行されている列車)で移動しようと思っています。
2回目ということで初回のような緊張もなく楽しんで来たいと思います。

[授業紹介] Law for Global Business ~MBAプログラムで学ぶ

Kelleyでのプログラムも2年目に入りました。こちらはビジネス法に関するコースになっており、これまで法務や司法関連の業務とは無縁だった学生でも一から学ぶことができます。総じて法学のバックグラウンドがないと厳しいコースになります。私も理系畑でかつ英語で法務を学ぶという経験はしたことがありませんので苦労しています。
・過去の判例を見ながらJurisdictionの考え方、契約、知的財産保護に関する考え方を学べるかと思います。
・過去の判例を分析する課題など米国視点となるケースが多いですが、国際法を中心にどの国の学生にとっても得られるものは大きいです。
・コース評価は5回の小テストに6回のチーム課題と、3か月間のコースとしてハードです。数名で構成されるチームも法務部や法律の専門家はほとんどいないため全員で悩みながら進める日々になります

コースの構成:
①国際法の生まれた背景とWTO
②紛争解決
③国際間の契約締結
④国際間の支払いやAgencyについて
⑤米国の輸入品への規制
⑥ライセンシングと知的財産対策

[授業紹介] Strategic Management and Business Planning~MBAプログラムで学ぶ

チームでCapsimという経営シミュレーションゲームを通して学ぶコースになります。
ゲームとはいえ非常によくできており、商品企画、生産管理などをうまく企画・運用できないと赤字になり立ちいかなくなります。(そしてその結果がそのまま本コースの成績に影響しますので気を抜けません)
基本的にはこの1年で学んできた数値分析、マーケティング、オペレーションといった各分野の知識やフレームワーク等を駆使して最適な商品、生産計画を立てる必要があるため、1年の総まとめ的な位置づけになっています。

MS Global Supply Chain~MBAプログラム

KelleyのOnline MBAの場合、Dual Degreeという仕組みがあり、
MBAの単位+12単位(約4コマ分)で各専門分野のMaster DegreeをMBAとは別に取れるようになっています。Finance、Marketing、Strategic Managementなどが選択でき、専攻としてまた幅を広げるために取る同級生も多いです。

私もGlobal Supply Chain ManagementとBusiness Analyticsで迷いましたが、
現在の自社でのプロジェクトとの相乗効果を考え、Global Supply Chain Managementを取ることにしてみました。サプライチェーンの設計、コントロールからプロジェクトマネジメントまでを扱う専攻になります。

[授業紹介]Strategic Marketing Management~MBAプログラム入学後

マーケティングの基本である市場分析、セグメンテーション、ポジショニングからブランド価値創造、LifetimeValueなど非常に広い範囲でマーケティングを学ぶコースとなっています。チームプロジェクトをあって、非常にモチベーションが上がるはずなのですが、並行で受講しているFinancial Managementの対応で自身もチームメイトに手一杯なってしまうため、少し後回しになっている状況です。
ケーススタディによるディスカッションに加え、最終的には授業で習ったことを駆使してチームによるマーケティングプランを提出レポートとしてチームでまとめます。チームプロジェクトのテーマはチームで自由に決められますが、私のチームは米国車の中国市場への販売計画について取り組みました。