月別アーカイブ: 2011年3月

大地震後の出勤

地震後の週末が明け、原発が予断を許さない状況ですが、ヘルメットを片手に出勤しました。とはいえ、次々に報じられる被害状況に、一人暮らしをしてここまで心細い思いをしたのは初めてでしたので、同僚に会えるというのは少し安心します。

企画管理部門として東北地方の工場、サプライチェーン(取引先など)の被害状況把握と対策を主導する必要があり、企画していた会議や講習についてはすべてキャンセルを通知し、その後メールと電話で各拠点の情報収集をしました。
昨年、工場監査などで面倒を見ていただいた拠点などもあり、皆無事にいて欲しいと願うばかりです。

地震とその後

ご存知の通り東北地方で大地震・津波が発生しました。
私は横浜の事業所にいましたがこちらも相当な揺れが長時間続き、他の社員と一緒に避難しました。1時間後、一旦建物に戻りましたが、ガラスが割れ、書籍や書類が散乱するという状況のため、そのままヘルメットを持ったまま帰宅することになりました。

帰路途中、瓦が落下している家があり、上を見て注意しながらの帰宅になりました。
一方、途中のコンビニは機能停止しているのか人の列ができており、街燈やビルの明かりもない異様な駅前を歩くと夢でも見ているような感覚でした。
アパートは少し高台にありますが、横浜方面を見てもまったく光がなく
自宅アパートも電気が消えているため、携帯電話の明かりを頼りに移動しました。
やることもないため仕方なく、再度外の様子を見に行くことにしましたが、
駅は電車が動いておらず、ホームや階上通路に人が溢れている状況です。また、公衆電話に並ぶ人の列が数百メートル続いていました。

電気は当日夜に復旧しましたが、余震は続いており、原発もまずい状況です。
多くの方が無事でいただければと思います。