月別アーカイブ: 2013年4月

英語学習を振り返って・・・~GMAT

昨日の英語学習振り返りについて、GMATについて少し補足しておこうと思う。

GMATはとにかく様々な情報に手を広げすぎないことだと思います。日本人だけでなく欧米の英語ネイティブの受験生も苦労する試験のため、インターネット上で調べるとGMAT対策やGMAT特訓の予備校など情報は非常に多く見つかります。そしてどうしてもスコアが上がらないうちは、自身の学習が悪いのでは?と考えがちになり、新しい方法を試そうと躍起になりますが、そのやり方だとお金と時間がいくらあっても足らなくなると感じます。私も結局半年ほど結果が出なかったこともあり、高価なテキストを何冊も買ってしまいました。ただ、どのテキストも表現や語彙には独自性があり異なるものの、述べている内容はさほど変わらないと感じました。

その他ポイント
・もちろん、解き方やテクニックを手っ取り早く教えてくれるのは予備校。効率を考え予算が許せば行くべきだと思います。私もアゴスジャパンのGMATコースとテキストはボロボロになるまで使うほど非常お世話になった。

・ただ、ある程度一定のルールやテクニックを習得したら、その後はいかに英文を早く読み、それらルールを素早く適用するかのトレーニングをひたすらつづけるかという点に尽きると思う

・Verbalはある程度の運も必要だと思う(難問がダミーだったり、絞り込んだ2択が当たったり)。そういう完全に実力が反映されない試験だと割り切って気軽に受けるくらいがいいと思います。

英語学習を振り返って・・・~TOEIC、TOEFL、GMAT

ようやくMBA受験という大きなチャレンジを終えよう(本当に大変なのはこれからですけど)としていますが、思えば2008年に新社会人としてTOEIC560という状況からコツコツと英語学習を始めて5年が経とうとしています。2010~11前半は中断したため実質3年ほどで、常に順調に学習が進んだという訳ではありませんでしたが、少し振り返ってみようと思います。

これまで海外留学経験等無く、社会人という立場上1日1~2時間の勉強時間確保とそれなりに制約がある中で、それなりに成果を出すことができたと考えていますので、もしこれから会社の業務のためにやビジネススクールなどの留学を目指そうという方への参考になればと思います。

これまでの英語学習成果
・TOEIC 560(2008)→825(2009受験時点) 受験回数4回
・TOEFL  61(2011)100(2012) 受験回数11回
・GMAT 640(2012)710(2013) 受験回数5回

費用
・TOEIC 2万円(受受験料社内験のためなく、書籍代2万円程度で)
・TOEFL 40万円(11回の受験料約 20万円が痛い・・・)
・GMAT 34万円(こちらも一回当たり2万円以上する受験料と予備校使用のため)

反省とポイント
・費用面はMBA受験に必要とはいえ、約1年で11回受験したTOEFLコストがやはり大きかった。特にGMATを含めて最後の方は目標スコアを取るのに必死で、金銭感覚が麻痺していたなと反省しています。結果論ですが、80を超えた段階で焦らず一呼吸して準備をしてから臨めばより少ない回数でクリアできたかなと思います。
・私のような非ネイティブで100を目指す場合の理想としては、以下のような感じかと思います。
・1回目 雰囲気に慣れるため一度受験してみる
その後、スコアが95周辺になるまではむやみに受験せず勉強や問題集で対策
受験は2か月に1回などにしておく(貴重な土日や受験料を無駄にしない)
・95周辺や95以上になった辺りで集中的に受験する(試験のバラつきもあるため、受験回によってはスコア100に達する)

・モチベーションを保つためにはやはり目標と明確な数字が必要だと思います。
私の場合、TOEFLは入社一年目でGlobalに活躍したいと考え、TOEIC800を目標に学習し始めたことがきっかけですし、TOEFL、GMATはMBA取得という大きな目標に対して目標スコアがありました。

・一から英語を学ぶ場合の大きな流れとしては、
①語彙力がないとまず始まらないため、リスニングと合わせまずは英単語を覚えるというのはやはり基本になります
・TOEICで3000語、TOEFLやGMATを受けるなら5000語~8000語レベル必要
・自前の単語帳などを作り、効率的にレビューすることが理想です

②リスニング力は急に上がらないため、長期的な努力が必要
TOEIC、TOEFLの学習を通じて最も苦労したのはListeningでした。TOEIC、TOEFLいずれもReadingは単語さえ覚えれば比較的短期間でスコアアップしましたが、TOEFLはじわじわ上がるという実感でした。方針としては
・まずは、TOEFLのリスニングを安定させる
・また、学習時は机に向かっているときも通勤時もとにかく集中して聞く、聞き流さないほうがいいと思います。分からない部分は切り取って何度も聞くなどディクテーションやシャドーイングが有効です。
③スピーキング・ライティングは①②が身についてから
・スピーキング、ライティングはReading Listeningが土台となるため、まずはその2つに注力した後、取りかかる方が効率がいいと思いました。