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英語学習の講習~MBAプログラム入学後

今日は、予備校での後輩の要望もあり、
東京で来年以降にMBAを目指す人に英語学習(GMAT、TOEFL)講座を行いました。
基本的には外資の方も来ておられましたが、内容は留学経験のないこれから英語を学ぶ方向けの講座で進めさせていただきました。
TOEICなどは勉強すればそれなりに成果が見えるのに対して、MBA受験で必要となるTOEFLやGMATは、結果が出にくい時期もあります。特に以前の奮闘記を見ていただければと思いますが、TOEFL、GMATいずれも運やバラつきは生じます。ただ、基本的にはコツコツ継続学習し平均的な英語力を高めていくことが必要だと思います。

ちょうど3年前、MBA留学を志した私が最初に予備校の説明会へ行ったとき、「MBA留学を志した人の大半はGMAT受験まですらたどり着かない」という事実を聞かされたことは今でも印象に残っています。
また、受験中は海外の受験者コミュニティなども調べる機会がありましたが、ネイティブスピーカーすらGMATは苦しんでいます。諦めずに続けることで成果は出ると思うので前向きに進めて頂きたいと思います。

英語学習を振り返って・・・~GMAT

昨日の英語学習振り返りについて、GMATについて少し補足しておこうと思う。

GMATはとにかく様々な情報に手を広げすぎないことだと思います。日本人だけでなく欧米の英語ネイティブの受験生も苦労する試験のため、インターネット上で調べるとGMAT対策やGMAT特訓の予備校など情報は非常に多く見つかります。そしてどうしてもスコアが上がらないうちは、自身の学習が悪いのでは?と考えがちになり、新しい方法を試そうと躍起になりますが、そのやり方だとお金と時間がいくらあっても足らなくなると感じます。私も結局半年ほど結果が出なかったこともあり、高価なテキストを何冊も買ってしまいました。ただ、どのテキストも表現や語彙には独自性があり異なるものの、述べている内容はさほど変わらないと感じました。

その他ポイント
・もちろん、解き方やテクニックを手っ取り早く教えてくれるのは予備校。効率を考え予算が許せば行くべきだと思います。私もアゴスジャパンのGMATコースとテキストはボロボロになるまで使うほど非常お世話になった。

・ただ、ある程度一定のルールやテクニックを習得したら、その後はいかに英文を早く読み、それらルールを素早く適用するかのトレーニングをひたすらつづけるかという点に尽きると思う

・Verbalはある程度の運も必要だと思う(難問がダミーだったり、絞り込んだ2択が当たったり)。そういう完全に実力が反映されない試験だと割り切って気軽に受けるくらいがいいと思います。

英語学習を振り返って・・・~TOEIC、TOEFL、GMAT

ようやくMBA受験という大きなチャレンジを終えよう(本当に大変なのはこれからですけど)としていますが、思えば2008年に新社会人としてTOEIC560という状況からコツコツと英語学習を始めて5年が経とうとしています。2010~11前半は中断したため実質3年ほどで、常に順調に学習が進んだという訳ではありませんでしたが、少し振り返ってみようと思います。

これまで海外留学経験等無く、社会人という立場上1日1~2時間の勉強時間確保とそれなりに制約がある中で、それなりに成果を出すことができたと考えていますので、もしこれから会社の業務のためにやビジネススクールなどの留学を目指そうという方への参考になればと思います。

これまでの英語学習成果
・TOEIC 560(2008)→825(2009受験時点) 受験回数4回
・TOEFL  61(2011)100(2012) 受験回数11回
・GMAT 640(2012)710(2013) 受験回数5回

費用
・TOEIC 2万円(受受験料社内験のためなく、書籍代2万円程度で)
・TOEFL 40万円(11回の受験料約 20万円が痛い・・・)
・GMAT 34万円(こちらも一回当たり2万円以上する受験料と予備校使用のため)

反省とポイント
・費用面はMBA受験に必要とはいえ、約1年で11回受験したTOEFLコストがやはり大きかった。特にGMATを含めて最後の方は目標スコアを取るのに必死で、金銭感覚が麻痺していたなと反省しています。結果論ですが、80を超えた段階で焦らず一呼吸して準備をしてから臨めばより少ない回数でクリアできたかなと思います。
・私のような非ネイティブで100を目指す場合の理想としては、以下のような感じかと思います。
・1回目 雰囲気に慣れるため一度受験してみる
その後、スコアが95周辺になるまではむやみに受験せず勉強や問題集で対策
受験は2か月に1回などにしておく(貴重な土日や受験料を無駄にしない)
・95周辺や95以上になった辺りで集中的に受験する(試験のバラつきもあるため、受験回によってはスコア100に達する)

・モチベーションを保つためにはやはり目標と明確な数字が必要だと思います。
私の場合、TOEFLは入社一年目でGlobalに活躍したいと考え、TOEIC800を目標に学習し始めたことがきっかけですし、TOEFL、GMATはMBA取得という大きな目標に対して目標スコアがありました。

・一から英語を学ぶ場合の大きな流れとしては、
①語彙力がないとまず始まらないため、リスニングと合わせまずは英単語を覚えるというのはやはり基本になります
・TOEICで3000語、TOEFLやGMATを受けるなら5000語~8000語レベル必要
・自前の単語帳などを作り、効率的にレビューすることが理想です

②リスニング力は急に上がらないため、長期的な努力が必要
TOEIC、TOEFLの学習を通じて最も苦労したのはListeningでした。TOEIC、TOEFLいずれもReadingは単語さえ覚えれば比較的短期間でスコアアップしましたが、TOEFLはじわじわ上がるという実感でした。方針としては
・まずは、TOEFLのリスニングを安定させる
・また、学習時は机に向かっているときも通勤時もとにかく集中して聞く、聞き流さないほうがいいと思います。分からない部分は切り取って何度も聞くなどディクテーションやシャドーイングが有効です。
③スピーキング・ライティングは①②が身についてから
・スピーキング、ライティングはReading Listeningが土台となるため、まずはその2つに注力した後、取りかかる方が効率がいいと思いました。

英語学習法について講習しました

人事部門の後輩社員からお声掛けをいただきまして、
社員寮で主に新入社員向けに業務外で英語学習方法についての講師をしました。
コンスタントな英語学習を継続して2年と、まだまだ人に教えられる程でもありませんが、入社したばかりの社員にとって少しでも今後に役立つと有難いですね。(今回は、特に対象者を明確に告知していなかったので、帰国子女の方には相当物足りなかったかもしれないです。)

私の会社は、材料、通信機器、システム開発まで非常に幅広い事業分野がありますが、どの部門も海外市場への販売や、アジアを中心とした海外工場での製造など、グローバル展開が進んでいるので英語に対する社員のモチベーションが総じて高いですね。学生時代と違い社会人になると仕事や家族、趣味などなかなか同じ会社の社員同士で学ぶという機会がないですが、業務外でもこういったゆるいネットワーキングを通して学ぶ機会があると面白いなと感じました。今回は単発開催でしたがまた機会があれば開催させていただきたいです。

オンライン単語帳の配布

オンライン単語帳について、配布できないかとお問い合わせを頂くことが出てきました。
興味を持っていただき本当にありがとうございます。
ただ、本ツールは私自身の英語学習に特化して作っているため、バグ取りやサポートを始め、動作や結果として及ぼす影響について責任を負うことができないため原則不可としています。ご理解いただければと思います。

開発コンセプトや実際の機能は極めて単純で過去のポストで公開していますし、私自身はPHP&MySQLで開発していますが、Visual BasicやExcelマクロを少し使って作ることも容易かなと思います。私自身の経験として、少しでもプログラミングやアプリ開発のスキルがあれば、あとは自分に合ったものを追及して作ることが、効率的な学習には大切だと思うのでこういったツールもあるというのを参考にして頂けるなら有難いです。

英語学習方法 社内インタビューを受けました

昨年成果の出たTOEICですが、1年間でのスコア上昇率が全社員の中でも飛びぬけていたらしく(2008年秋 590→2009年秋 825)、会社の人材開発部門から勉強方法についてインタビューを受けました。今後の若手育成の資料にしたいとのことです(今春に入社してくる後輩へ、写真付で紹介されるらしい)。前回のポストのような内容をそのまま答えましたが、それ以外特に特別なことはしてないので、期待外れだったかもしれません(笑)。自作のオンライン単語帳は結構興味を持っていただき、提供を依頼されましたが自作でサポートしていける自信もないため、社内開発された方がいいかとお伝えしました。

ただ、どれだけ英語の重要さや学習方法を研修で述べても、実際は1日2時間こつこつと続ける努力とモチベーションが一番大事だなと感じます。私の場合、海外プロジェクトに関わりたいという希望があったことや、仕事でも日々使う必要があったことがモチベーションに大きく寄与したと考えていますが、人事部門や国内内作部門へ配属されていたら、同じような学習を続けていられたかは疑問です。自分ではコントロールしにくいですが、英語を学ばなければならない環境を整えるというのも重要だと思います。
そして、英語力が向上したことで会議やメールでの海外部門とのやりとりも非常にスムーズになり、海外新商品開発プロジェクトも任せてもらえるようになるなど、成果が確認できる、というのも自身のモチベーション維持に大切だなと感じています。

英語学習振り返り~TOEIC800達成まで

昨年4月から受験したTOEFLですが、先日報告した通り、
1年半の計4回受験で無事560→590→755→825までスコアをUPすることが出来ました。
上司や先輩社員からも驚かれると同時に、英語での電話会議をはじめとした海外関連業務も
昨年入社時に比べるとかなりスムーズに進むようになり(これは単に仕事を覚えた、という面も大きいですが・・・)、大きな効果を実感しています。

今後は、現在のプロジェクトでの仕事が忙しくなっていることもあり英語学習はしばらく英語力を現状維持する程度に留めようと思いますが、ここまでの学習を簡単に振り返っておこうと思います。後輩やこれから学ぼうという方の参考になると嬉しいです。

リスニング:最初は苦手でしたが、ひたすら聞くことが重要だと思います。通勤時間はふと聞き流しになることもありますが、聞き流しせず意識を向けて聞くことが重要かなと思います。忙しい社会人の場合、どうしても学習時間の確保が難しくなるため例えば、
①朝起床後 新しいスクリプトを聞く (3回聴いて、スクリプトで答え合わせ、1回音読)
②通勤時間 ①で聴いたスクリプトと2日前までにやったものを含めて集中して聴く
③昼休みなど ②で聴いたが再度分からなかった箇所をテキストを見ながら再度聞いて確認
④帰宅通勤時間 朝と同様に完璧に聞けるまで集中して聴く
⑤帰宅後 ④まででどうしても聞き取りが難しい、翌日以降も聞きたい場所があればMP3 Direct Cutで切り取って後日聴けるよう別フォルダへ保管しておく (疲れている場合は土日でいい)

というサイクルで英語教材などから1日最低1スクリプトは聴くようにします。これを習慣化して1~2か月続けるだけでも効果は大きいと感じました。教材は以下で説明する「英語リスニングのお医者さん」や「速読速聴・英単語」シリーズなどがお奨めです。
また、以前説明した、MP3 Direct Cutでの切り取りも効果を上げるうえで非常に良かったです。社会人の場合どうしても限られた時間の中で学習を続ける必要があるため、効率を上げるためには無駄な時間を省くという工夫が必要と感じます。

リーディング:なんといってもまずは語彙彙力の強化が重要と感じました。テキストもですが英文雑誌などを購入し、時間がある際には読んでみるといいと思います。また、独自に単語帳を作って覚えましょう。私の場合は、自作のオンライン単語帳を開発したことで効果が大きく上がりました。現在5800単語が単語帳に収録されており、覚えていない単語や忘れそうな単語を毎日100程度自動ピックアップし出題するようにしているため、1日30分程度で効率よく単語の習得ができます。

お奨め書籍
「英語リスニングのお医者さん」:とにかくこの本が無ければリスニングの上昇はなかったかもしれません。英文の難易度自体が非常に高いため、最初はひたすら高難度の英文を聞く形となりストレスでしたが、いつの間にか、それ以外の教材の英語が簡単に聞こえてきます。同僚や後輩にもおすすめしていますが1~2か月ほどひたすら通勤時間に聞く、そして聞き取れなくてもめげずに聞こうとする、という姿勢で進めることが重要だと思います。
「速読速聴・英単語 Core1900」:「英語リスニングのお医者さん」で発音に慣れた後、多帳学習に使用すると非常に効率がいいです。分野の幅が広いことや、カバーの謳い文句にもある通り必要な表現が効率よく埋め込まれているため無駄なく学習することができました。
「English Grammar in Use」:文法についてはこれ一冊で問題ありませんでした。現に私はTOEIC500台でしたが、英語力が一定程度(TOEIC400~600程度)あり、文法を広く、そして一定の深さで習得したいという学習者には非の打ちどころのない教材だと思います。より深く習得したい場合はAdvanced Grammar In Useという上位の書籍もありますが、TOEICやビジネス上で必要となる英語力という面からはEnglish Grammar~の方で十分な気がします。
「Duo3.0」:英単語学習にもはや定番ですが、学習の序盤で語彙力を高めるために効率が高い本です。配属後の通勤時間でひたすら聴いていたのが懐かしいですが、560本の英文を聴いて理解でき、音読できるようにしておくとその後の学習の土台になります。TOEIC800やビジネスの現場で使おうとすると、単語自体はこの1冊ではやや足らないので、この1冊を早々に終わらせて難度の高い3000語レベルの単語帳をもう1冊買うといいかもしれません。また、この本には別売で復習版があり、スクリプトのみ一気に聴くことができます。こちらも効率を上げるためには非常に有用だと思います。

TOEIC4回目結果~TOEIC800を目指す

本日ようやくTOEIC結果が返ってきました。
スコア825(Listening 430/ Reading 395)という結果となり、昨年からの目標であったスコア800を達成しました。1年半近くコツコツと勉強した結果が出て非常によかったです。
セクション別に見ると、
Listening: 2008/10 280→2009/6 380→今回430と1年で150と非常に上がりました。特に「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」が100%となり、短文をひたすらリスニングした成果がでたと思います。一方で、長めの会話への対応が比較的悪かったので今後はこちらが課題ですね。

Reading:前回から上昇しましたが、目標の400越えはなりませんでした。これまではReadingの方が得意で、いかに苦手なListeningをカバーするかという点が毎回の問題でしたが今後は逆にリーディングが伸び悩む結果になりました。今回も時間面での余裕が無かったため、確信のない解答が多かった点があるので、より速読力を上げていく必要があるかと思います。

昨年6月から始めた英語学習ですが、1年と5カ月で無事目標の800を達成しました。
もちろん、900や満点を目標にさらに勉強を続けていきたいとは思いますが、現在の仕事で支障なく英語を使えており、一方でプロジェクトマネージャとして専門分野で学習することも多くなっており、今後どのように英語力を高め維持していくか少し考えようかと思います。

英語ライティングルールブック~TOEIC800を目指す

自社でのプロジェクトを含め、海外とのメールや企画書などのコミュニケーションが増えてきました。一方、TOEIC対策でリーディングとリスニングには注力してきましたが、ライティングへの学習がほとんどできていない状況でしたので、TOEICの合間を活かしてライティングの学習も始めました。
やはりAmazonレビューで良い本を探していましたが、英語ライティングルールブックという本を購入してみました。
非ネイティブのかゆいところに手が届く本になっており非常に勉強になります。例えば「~した方がいい」といいたいときに私もよくshouldを使って「we should~」としていましたが、微妙なニュアンスの問題からneed to を使った方が良い、などネイティブでこそ分かるような知識が豊富に載っています。他にはaid, help, assist, supportの違いなど明日からすぐに使えるものが多いのもいいですね。

英語学習 1年2か月目~TOEIC800を目指す

中小企業診断士1次試験も終わりましたので、英語学習を引き続き1日2~3時間ペースで進めていこうと思います。
(診断士の1次合格の見込みは薄いため、2次試験の勉強は忘れることにします^^)

今年も10月中旬に社内でTOEICが実施されるため、そちらでスコア800を目標にしていきます。目標はリスニング、リーディングそれぞれのパートで400以上を取れるよう弱点の克服をしていきたいですね。

リスニング:1月に購入し少し放置していた速読速聴・英単語 Advanced 1000を進めていこうと思います。これまでの学習方法である音声を数回聞いて、本文を読み、聞き取れないと感じる個所をMP3Direct Cutで切り取って集中的に聞くというサイクルをひたすら回す方針で進めたいと思います。
リーディング:VOAやThe Economistの英文を時間を1分100 word目標に1日3トピック速読していこうと思います。もちろん、分からない単語を都度オンライン単語帳へ追加し、繰り返し覚える、というサイクルも継続します。