オンライン単語帳の配布

オンライン単語帳について、配布できないかとお問い合わせを頂くことが出てきました。
興味を持っていただき本当にありがとうございます。
ただ、本ツールは私自身の英語学習に特化して作っているため、バグ取りやサポートを始め、動作や結果として及ぼす影響について責任を負うことができないため原則不可としています。ご理解いただければと思います。

開発コンセプトや実際の機能は極めて単純で過去のポストで公開していますし、私自身はPHP&MySQLで開発していますが、Visual BasicやExcelマクロを少し使って作ることも容易かなと思います。私自身の経験として、少しでもプログラミングやアプリ開発のスキルがあれば、あとは自分に合ったものを追及して作ることが、効率的な学習には大切だと思うのでこういったツールもあるというのを参考にして頂けるなら有難いです。

英語学習方法 社内インタビューを受けました

昨年成果の出たTOEICですが、1年間でのスコア上昇率が全社員の中でも飛びぬけていたらしく(2008年秋 590→2009年秋 825)、会社の人材開発部門から勉強方法についてインタビューを受けました。今後の若手育成の資料にしたいとのことです(今春に入社してくる後輩へ、写真付で紹介されるらしい)。前回のポストのような内容をそのまま答えましたが、それ以外特に特別なことはしてないので、期待外れだったかもしれません(笑)。自作のオンライン単語帳は結構興味を持っていただき、提供を依頼されましたが自作でサポートしていける自信もないため、社内開発された方がいいかとお伝えしました。

ただ、どれだけ英語の重要さや学習方法を研修で述べても、実際は1日2時間こつこつと続ける努力とモチベーションが一番大事だなと感じます。私の場合、海外プロジェクトに関わりたいという希望があったことや、仕事でも日々使う必要があったことがモチベーションに大きく寄与したと考えていますが、人事部門や国内内作部門へ配属されていたら、同じような学習を続けていられたかは疑問です。自分ではコントロールしにくいですが、英語を学ばなければならない環境を整えるというのも重要だと思います。
そして、英語力が向上したことで会議やメールでの海外部門とのやりとりも非常にスムーズになり、海外新商品開発プロジェクトも任せてもらえるようになるなど、成果が確認できる、というのも自身のモチベーション維持に大切だなと感じています。

英語学習振り返り~TOEIC800達成まで

昨年4月から受験したTOEFLですが、先日報告した通り、
1年半の計4回受験で無事560→590→755→825までスコアをUPすることが出来ました。
上司や先輩社員からも驚かれると同時に、英語での電話会議をはじめとした海外関連業務も
昨年入社時に比べるとかなりスムーズに進むようになり(これは単に仕事を覚えた、という面も大きいですが・・・)、大きな効果を実感しています。

今後は、現在のプロジェクトでの仕事が忙しくなっていることもあり英語学習はしばらく英語力を現状維持する程度に留めようと思いますが、ここまでの学習を簡単に振り返っておこうと思います。後輩やこれから学ぼうという方の参考になると嬉しいです。

リスニング:最初は苦手でしたが、ひたすら聞くことが重要だと思います。通勤時間はふと聞き流しになることもありますが、聞き流しせず意識を向けて聞くことが重要かなと思います。忙しい社会人の場合、どうしても学習時間の確保が難しくなるため例えば、
①朝起床後 新しいスクリプトを聞く (3回聴いて、スクリプトで答え合わせ、1回音読)
②通勤時間 ①で聴いたスクリプトと2日前までにやったものを含めて集中して聴く
③昼休みなど ②で聴いたが再度分からなかった箇所をテキストを見ながら再度聞いて確認
④帰宅通勤時間 朝と同様に完璧に聞けるまで集中して聴く
⑤帰宅後 ④まででどうしても聞き取りが難しい、翌日以降も聞きたい場所があればMP3 Direct Cutで切り取って後日聴けるよう別フォルダへ保管しておく (疲れている場合は土日でいい)

というサイクルで英語教材などから1日最低1スクリプトは聴くようにします。これを習慣化して1~2か月続けるだけでも効果は大きいと感じました。教材は以下で説明する「英語リスニングのお医者さん」や「速読速聴・英単語」シリーズなどがお奨めです。
また、以前説明した、MP3 Direct Cutでの切り取りも効果を上げるうえで非常に良かったです。社会人の場合どうしても限られた時間の中で学習を続ける必要があるため、効率を上げるためには無駄な時間を省くという工夫が必要と感じます。

リーディング:なんといってもまずは語彙彙力の強化が重要と感じました。テキストもですが英文雑誌などを購入し、時間がある際には読んでみるといいと思います。また、独自に単語帳を作って覚えましょう。私の場合は、自作のオンライン単語帳を開発したことで効果が大きく上がりました。現在5800単語が単語帳に収録されており、覚えていない単語や忘れそうな単語を毎日100程度自動ピックアップし出題するようにしているため、1日30分程度で効率よく単語の習得ができます。

お奨め書籍
「英語リスニングのお医者さん」:とにかくこの本が無ければリスニングの上昇はなかったかもしれません。英文の難易度自体が非常に高いため、最初はひたすら高難度の英文を聞く形となりストレスでしたが、いつの間にか、それ以外の教材の英語が簡単に聞こえてきます。同僚や後輩にもおすすめしていますが1~2か月ほどひたすら通勤時間に聞く、そして聞き取れなくてもめげずに聞こうとする、という姿勢で進めることが重要だと思います。
「速読速聴・英単語 Core1900」:「英語リスニングのお医者さん」で発音に慣れた後、多帳学習に使用すると非常に効率がいいです。分野の幅が広いことや、カバーの謳い文句にもある通り必要な表現が効率よく埋め込まれているため無駄なく学習することができました。
「English Grammar in Use」:文法についてはこれ一冊で問題ありませんでした。現に私はTOEIC500台でしたが、英語力が一定程度(TOEIC400~600程度)あり、文法を広く、そして一定の深さで習得したいという学習者には非の打ちどころのない教材だと思います。より深く習得したい場合はAdvanced Grammar In Useという上位の書籍もありますが、TOEICやビジネス上で必要となる英語力という面からはEnglish Grammar~の方で十分な気がします。
「Duo3.0」:英単語学習にもはや定番ですが、学習の序盤で語彙力を高めるために効率が高い本です。配属後の通勤時間でひたすら聴いていたのが懐かしいですが、560本の英文を聴いて理解でき、音読できるようにしておくとその後の学習の土台になります。TOEIC800やビジネスの現場で使おうとすると、単語自体はこの1冊ではやや足らないので、この1冊を早々に終わらせて難度の高い3000語レベルの単語帳をもう1冊買うといいかもしれません。また、この本には別売で復習版があり、スクリプトのみ一気に聴くことができます。こちらも効率を上げるためには非常に有用だと思います。

プロジェクトリーダーとして学んだこと

少し更新頻度が落ちています。
欧州市場へ向けた新商品開発のプロジェクトリーダーを任されて2カ月が経ちますが、毎日が残業で自身の勉強などにそれほど時間が取れなくなりました。といってもプロジェクト自体新しい発見の連続で刺激的な毎日です。これまで、プロジェクトマネージメントという響きにデスクワークや線表の管理といった印象がありましたが、あくまでそれは一部であって、実際にやってみると国内関連会社、製造現場へ足を運んだり、市場調査、外注企業との製造仕様書摺合せ、法務部との契約レビュー、欧州との電話会議など多様な業務が目白押しです。中小企業診断士試験で学んだことが役立つ場面も多く(特に運営管理、法務など)、座学で学んだことを実践するいいきかいだなと感じています。

プロジェクトリーダーとして失敗談や学んだこと:
・スケジュールは自分管理:当たり前ですが、上司や関係者との調整を経てスケジュールの調整を行う必要があります。例えば、試作現場の人が休んでしまい、プロジェクトを1日先延ばしする必要がある場合は社内外の関係者全体へ周知しないといけません。
・こういった変化点と変化が誰に、どのような影響を与えるかについても常に考える必要があります。
・英語力や座学も必要だが・・・最も大切なのはコミュニケーションだなと感じます。伝えたつもりにならず各部門のメンバーをいかに効果的に巻き込むかというのは醍醐味と思います。特に20代の若手だと9割以上のメンバーは私より年上になります。自身の未熟を認めながらも学ばせて頂きながら進めるという姿勢は非常に大切だなと感じています。

TOEIC4回目結果~TOEIC800を目指す

本日ようやくTOEIC結果が返ってきました。
スコア825(Listening 430/ Reading 395)という結果となり、昨年からの目標であったスコア800を達成しました。1年半近くコツコツと勉強した結果が出て非常によかったです。
セクション別に見ると、
Listening: 2008/10 280→2009/6 380→今回430と1年で150と非常に上がりました。特に「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」が100%となり、短文をひたすらリスニングした成果がでたと思います。一方で、長めの会話への対応が比較的悪かったので今後はこちらが課題ですね。

Reading:前回から上昇しましたが、目標の400越えはなりませんでした。これまではReadingの方が得意で、いかに苦手なListeningをカバーするかという点が毎回の問題でしたが今後は逆にリーディングが伸び悩む結果になりました。今回も時間面での余裕が無かったため、確信のない解答が多かった点があるので、より速読力を上げていく必要があるかと思います。

昨年6月から始めた英語学習ですが、1年と5カ月で無事目標の800を達成しました。
もちろん、900や満点を目標にさらに勉強を続けていきたいとは思いますが、現在の仕事で支障なく英語を使えており、一方でプロジェクトマネージャとして専門分野で学習することも多くなっており、今後どのように英語力を高め維持していくか少し考えようかと思います。

英語ライティングルールブック~TOEIC800を目指す

自社でのプロジェクトを含め、海外とのメールや企画書などのコミュニケーションが増えてきました。一方、TOEIC対策でリーディングとリスニングには注力してきましたが、ライティングへの学習がほとんどできていない状況でしたので、TOEICの合間を活かしてライティングの学習も始めました。
やはりAmazonレビューで良い本を探していましたが、英語ライティングルールブックという本を購入してみました。
非ネイティブのかゆいところに手が届く本になっており非常に勉強になります。例えば「~した方がいい」といいたいときに私もよくshouldを使って「we should~」としていましたが、微妙なニュアンスの問題からneed to を使った方が良い、などネイティブでこそ分かるような知識が豊富に載っています。他にはaid, help, assist, supportの違いなど明日からすぐに使えるものが多いのもいいですね。

プロジェクトリーダーという役割

中小企業診断士試験、TOEICも終わりましたが、一方で
会社で新商品開発のプロジェクトリーダーを担当することになりました。欧州向けの新商品開発で先輩社員のバックアップは付きますが、入社2年目には十分すぎるくらいの機会を頂けたと感じています。
なにより、欧州向けということで現地販社や営業部とのコミュニケーションが増えるため、TOEICで学習してきた英語力は実践する機会になりますし、プロジェクトマネジメントとして中小企業診断士試験で学んだことも活かすことができるかもしれません。資格や英語学習を進めることも大切ですが、やはり実践の機会があってこそ習得できる部分は大きいと思います。
ターゲットとなる開発、テスト期間は半年と短いですがこの機会を成長に活かし、何十年後かにリードした最初プロジェクトとして振り返れるよう進めていきたいものです。

TOEIC4回目~TOEIC800を目指す

本日TOEICの4回目を受験しました。
前回春の受験時は755と大幅に上がりましたが、今回はいよいよ目標の800越えが目標です。

Listening:前回同様、最後の長文会話までは好調で解けました。昨年秋の受験時と比べるともはや別世界という感があります。ただ、長文会話は聞き逃しや、途中で分からない表現が出てくるとついていけない、といった以前同様の力不足もあり英語学習という全体でみるとまだ先は長いですね。
Reading:前回は最後まで終えることができたのですが、今回は最後まで終わらず、最後の4問ほどランダムマークしました。最後のE-mailに関するやり取り問題で、キーとなる情報の場所が分からず時間を掛けすぎたところが痛かったですね。

安定して解けるようにはなりましたが、手ごたえとしては前回と変わらないかも、、、という不安も大きいですね。

Advanced Grammar in Use~TOEIC800を目指す

10月のTOEIC受験に向け文法強化のためAdvanced Grammar in Useを購入。
以前購入したEnglish Grammar in Use(青い本)が非常に良かったのでその上位版であるAdvancedを購入しました。
ただ、難易度が一気に上がっており、文字も多くて難解な文法をカバーしています。
青い本は、1日1時間あれば2 Section分は進められましたが、こちらは1時間1ページがやっとです。

中小企業診断士試験1次試験結果

すっかり忘れていましたが、8月に受験した中小企業診断士1次試験の結果が届きました。
受験後も自己採点はせず、それほど期待していませんでしたが残念ながら6科目中4科目合格、2科目不合格でした。*残り1科目は免除
1月から試験対策をはじめ、累積勉強時間で500時間程度と目安とされる1000時間には少し足らないかな、とは感じていましたし、試験直後も中小政策はほぼ諦めだったのでまあ仕方ないかなと感じています。。
科目合格は翌、翌々年と有効なので次年受験する場合は、2科目のみでいいようです。ただ、当初目標は社会人2年目として基本的な知識の習得でしたので、来年も受けるかは未定で、ひとまず本棚で場所を取っているテキストと問題集は一旦お蔵入りしようかと思います。

結果
経済学・経済政策:合格
財務・会計:合格
企業経営理論:不合格
運営管理:合格
経営法務:合格
経営情報システム:免除
中小企業経営・中小企業政策:不合格

振り返り
ストレート合格というわけではないため偉そうなことは言えませんが、学習について少し振り返りたいと思います。
・基本的な学習としてはTACのテキストで十分学習できました。ひたすらテキストを読み、重要箇所はノートに書き留め、問題集を解くという流れですね。ノートへテキストのポイントを記載し、問題集で間違えた点や解説で新たに得られた知見を追記で記載するようにして1冊のノートを厚くしていく感じで学習すると効率が良かったです
・財務・会計については、春の簿記受験はかなり効きました。仕訳の仕方や勘定科目を見て具体的にその内訳や計算方法がイメージできると、解きやすくなります。
・運営管理は、仕事とも関連が強いためどんどん進みました。自身の業種もあるかと思いますが、最も仕事へ直結し学習が実務に役立つ分野だと思います。来年受験するなら満点を狙って勉強してみるのも良さそうです
・経営法務は、理系という立場からは最初はとっつきにくいですが、テキスト+問題集の解説をひたすら理解することで出題パターンが見えてくると感じました。
・中小企業経営・政策はとにかく知識問題が多いため、もう少し時間を掛けるべきでした

来年の受験は未定ですが、始動するなら春からかなと思います。
受験を通して会社の土台(特に企業法、Operationなど)や財務、原価計算など社会人としての基礎を身に付けるには十分だったと思いますし、後輩へも薦めてみようと思います。