昨週の決意が冷めないうちに渋谷の某予備校の無料MBA説明会を受けてきました。同時に無料カウンセリングも受けられたため1対1でお話を伺ってきました。
ざっと要点をまとめると、
・MBA留学の年齢は低年齢化が進んでおり、20代後半が平均。ただ、日本人は英語学習など準備に時間がかかることもあり、30代前半の学生も多い。私の場合、年齢としては日本人の留学者の中では平均
・大学時代に勉強をさぼっていたため、ネットで調べる限りはGPAが2.9と悪い。ただし、これは現在のキャリアやテストスコアでカバー可能
・英語はTOEFLのスコア100が最低限必要でさらにGMATという試験の受験が必要
・来年2012年夏の入学に向けた出願は秋から始まるが、英語対策はこれからだと若干厳しい。2013年夏も念頭に置いた方がいい。
・自社に留学制度がないため、退職しての自費留学となる可能性があります。こちらは現時点は会社に言わなくてもいいかも(外資系などだと不利益を受けることがあるらしい)と言われましたが、直属の上司と執行役員には応援いただいており報告しておこうと思います。
MBA留学を目指す
すこし時間が空いてしまいました。
それにしても震災後は本当に慌ただしい日々が続いています。栃木に何か所かある私の会社の工場も被害が激しく、その復旧のための資源調整が大変ですし、特に東北圏での部品調達網の調整や工場間の調整は、前例やマニュアルもない業務なので毎日が驚きの連続です。
そんな状況の中ではありますが、ビジネスにおける見識をより高めるため、MBA留学を決意しました。MBAというのはMaster of Business Administrationの略で、経営学修士、いわゆるビジネスのプロともいうべき学位です。日本にもプログラムのある大学院はありますが、主流は米国や欧州ということで留学して取得するケースが多いようです。
もともと、昨年のITストラテジスト試験に合格した辺りから、より高いレベルでビジネスを体系的に学びたいという想いがあったのですが、先日MBAホルダーである執行役員の一人が、その留学経験について食事で紹介されたことが直接のきっかけでした。その上司は米国でも有名なビジネススクールへ二十数年前に自費留学しており、仕事でも海外営業部門で広い知見を基に活躍されていて日系の製造業では珍しく海外企業とも臆することなく提携や交渉を進められる人で、まさに私にとっては憧れの人でもあります。その人から聞かされるMBAでの授業やご経験を伺い、私もそういった環境で学んでみたいと強く思うようになりました。
まだ具体的なプランはできていませんが、3年以内の留学を目標に準備を始めていこうと思います。
大地震後の出勤
地震後の週末が明け、原発が予断を許さない状況ですが、ヘルメットを片手に出勤しました。とはいえ、次々に報じられる被害状況に、一人暮らしをしてここまで心細い思いをしたのは初めてでしたので、同僚に会えるというのは少し安心します。
企画管理部門として東北地方の工場、サプライチェーン(取引先など)の被害状況把握と対策を主導する必要があり、企画していた会議や講習についてはすべてキャンセルを通知し、その後メールと電話で各拠点の情報収集をしました。
昨年、工場監査などで面倒を見ていただいた拠点などもあり、皆無事にいて欲しいと願うばかりです。
地震とその後
ご存知の通り東北地方で大地震・津波が発生しました。
私は横浜の事業所にいましたがこちらも相当な揺れが長時間続き、他の社員と一緒に避難しました。1時間後、一旦建物に戻りましたが、ガラスが割れ、書籍や書類が散乱するという状況のため、そのままヘルメットを持ったまま帰宅することになりました。
帰路途中、瓦が落下している家があり、上を見て注意しながらの帰宅になりました。
一方、途中のコンビニは機能停止しているのか人の列ができており、街燈やビルの明かりもない異様な駅前を歩くと夢でも見ているような感覚でした。
アパートは少し高台にありますが、横浜方面を見てもまったく光がなく
自宅アパートも電気が消えているため、携帯電話の明かりを頼りに移動しました。
やることもないため仕方なく、再度外の様子を見に行くことにしましたが、
駅は電車が動いておらず、ホームや階上通路に人が溢れている状況です。また、公衆電話に並ぶ人の列が数百メートル続いていました。
電気は当日夜に復旧しましたが、余震は続いており、原発もまずい状況です。
多くの方が無事でいただければと思います。
システム屋かハード屋か~社内コンサルタントを目指す
昨年の異動前までは製品開発部門にいたこともあり、主にはハードウェア関連の知識、例えば電気や物理関連の知識を習得し、通信機器設定に活かすことが殆どでしたが一方で、現在は社内システム企画などシステム関連の仕事を必要とされています。
実際、各部門との業務を行っていて感じるのは、システムとハードウェア両方の知識を持った人が少ないと感じることが多いです。そのためこの両者の間に入って説明や要求を整理することが多いのですが。
先日、「なぜ日本の製造業は儲からないのか」という書籍がAmazonで目に留まったので読んでみました。その中の一節「業務を知らない情報システム部門、システムを知らない業務部門」というのがITガバナンスをはじめ社内のシステム最適化を阻んでいると論じられており、私自身も強く同意すると同時にどうすれば変えらえるだろうか?というのは短期的には難しい問題だと実感しています。
例えば問題として
・業務部門や製造部門はシステムの知識はなく、なんとなくで情報部門へシステム開発を依頼する
・システム部門はその要求のみ捉えて、現場全体がどのように最適化できるかと見識がなく部分最適なシステムが乱立する
といった問題は現在まさに起こっており、短期的に(特に大企業の場合はさらに複雑化しており)変えていくのは難しいだろうと感じます。
ITガバナンスについてももう少し勉強してみようと思います。
あけましておめでとうございます
先週、田舎への帰省から横浜へ戻りました。
更新が遅くなりましたが本年もよろしくお願いします。
このBlogは学習やキャリアに関することがテーマなので、勉強の報告がほとんどになってしまうのですが、プライベートや遊びも結構こなしています、一応。
今年は4月からいよいよ入社4年目に入ります。
忘年会で久しぶりに2008年の新人研修時代で一緒だった同期の皆と飲む機会がありました。それぞれ関東から九州まで配属先が異なるため、普段合うことがほとんどないため、久しぶりに会えるのは嬉しかったですね。同時に、時間が経つのは早いなとも感じました。入社後の3年離職率という言葉もありますが、3年間務めるというのは節目だと思いますし、一つの分野に自身の基礎ができるにはちょうどいい時期だなと実感しています。
私のように異動で全社管理部門でプロジェクトに関わる者もいれば、ずっと研究職で一つの分野を磨いていたり、また海外営業で各国への出張を多く経験している同期など全員が自身の基盤を固めつつあるんだな、と感じました。もちろん、数%ですが、知らないうちに既に当社を去った同期もいることを聞かされて少し寂しいとも感じました。
そんな年末ではありましたが、今年は引き続き社内コンサルタントとして広く深めたいと思います。昨年までは資格やTOEICとひたすら勉強をする3年間でしたが、今年からは広くソフトスキルも含めて高めて行ければと考えています。
今年を振り返って
今年は欧州向けの製品開発プロジェクトの追い上げから始まり、その後の異動もあり大きな変化があった1年でした。
異動を通して、会社の執行役員やコンサルタントの先生など幅広い人々とご縁があり、キャリアに関するアドバイスを頂けたことで、昨年までは漠然としていたエンジニアというキャリアから、理系的な知識を活かした社内コンサルタントというキャリアの方向性は整理できて来たと感じています。
プロジェクトマネジメントや資格試験などを通して
・座学となる知識はあればあるほど望ましい
・しかしそこに加えてコミュニケーション力やリーダーシップといったソフトスキルが必要
ということを実感しましたので、次年はより多くの人と関わりながらソフトスキルの醸成をしていければと考えています。
ITストラテジスト試験 合格しました
無事に合格していました。
選択問題などは自己採点で問題ないことが分かっていましたが、
やはり最後の論文問題の出来がどう評価されるか未知数でしたので半信半疑でした。
昨日、IPAから書留の郵便不在票が入っているのを見て(合格していると合格証も送付されてくるため書留郵便になるらしい)、おっやったか?と思っていましたが実際に合格証を受け取ると達成感があって嬉しいですね。
合格者の平均年齢が約40歳の試験のため、20代で合格できたのは現在のプロジェクトで一定の成果もあって論文で書けたことや、受験をアドバイス頂いたコンサルの先生の存在など恵まれた面も多いです。先生へは年明けに良い報告ができそうです。
とはいっても資格はあくまで資格ですし、この勉強で得たものを実際の業務(各部門ヒアリングや上流要件定義など)へ活かしていきたいですね。また、ITストラテジスト協会なる合格者のネットワークがあるようですので、情報交換やネットワーク作りにも活用していけそうです。
良い年末を迎えられそうでよかったです。
ITストラテジスト試験 受験してきました
ITストラテジスト試験受験して来ました。
とにかくひらすらの論文の記述で手が痛いという印象しか残っていないです(笑)が、全体的にはよくできたと思います。
午前の問題については過去問での対策が良かったのか、ほぼ全問正解に近い出来かと思います。午後の論述についてもそれほど難解なケースはなく、問題ないかなと感じました。
一方、最大の山場である論文は、事前に構成を準備しておき、設問に併せてアレンジを加えながら、背景、取組、結果、見直しとシステム開発におけるPDCAが明確に分かるように記述しています。
一時は論文を丸暗記しようかとも思いましたが、負荷が大きいことや設問によっては柔軟に対応できない懸念もあり、あくまで全体的な構成に加え、①必ず述べる要素、②できれば述べる要素(エピソードなど)、とそれぞれを考えておくようにしました。また、実際に構成をざっと音読し録音して通勤時に数回聞くことで、全体の流れを把握しつつ、違和感を修正するよう常にフィードバックして練り上げました。
特に、夜散歩しながら、書くことを暗唱しておくと表現やおかしな点など自身でも気づくことができました。
プロジェクト自体は恐らく他の受験者に比べれば小規模なものかもしれませんが、プロジェクトの内容というよりはPDCAを上手くリードできたかが重要だと思うので割り切って正直に書くようにしています。
中小企業診断士2次試験の学習
中小企業診断士2次試験の学習を始めています。
既に試験まで1カ月ほどしかないため、できるだけペースを上げて毎日ケース問題を4題解くように進めています。
悩ましいのが1次試験の対策と違って、やりきったという感覚が湧かないのが2次試験の学習かなと感じます。例えば、1次試験対策だとテキストをマスターし、問題集を解いていくことで、全体の○%進んだと、達成感を実感や進捗の把握が容易だったという面がありました。しかし、2次試験対策は多様なケースを解いていくという感じで、ケース問題を解いても習得できた、という感じにはならないのですよね。
問題数をこなしていけば傾向など見えるものがあるのかもしれませんので、続けていきたいと思います。